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保健

15.皮膚疾患②(口唇の疾患・温度,角化異常,色素異常による皮膚疾患) まとめ

口唇の疾患

ロ唇炎?口角炎とは?

口のまわりの湿疹皮膚炎については、唇に発生したものをロ唇炎、口角に発生したものを口角炎という。

口唇炎の代表的なもの

口唇炎は、一次刺撒やアレルギー反応によって起きる接触性口唇炎が代表的です。

口角炎の代表的なもの

口舐め病

…こどもが口の周りを舐めて、口角に亀裂、肥厚、発赤、落屑が生じ、それによって炎症を起こしたもの。リック皮膚炎ともいう

温熱・寒冷による皮膚障害

温熱・寒冷による皮膚障害にはどんなものがある?

  • 熱傷
  • 凍傷
  • 凍癒
  • ヒビとアカギレ などがあります。

熱傷とは?

熱傷はヤケドあるいは火傷ともいい、高い熱によって起こる組織の傷害のこと。

作用した熱の高低、作用時間の長短、熱傷面の広さ、深さによって、症状と病気の経過が違ってきます。



熱傷は、

  • 第1度熱傷
  • 第2度熱傷
  • 第3度熱傷

に分けられます。

第1度熱傷(表皮熱傷) 局所が赤く腫れ、ヒリヒリするが、数日で痕を残さず治る
第2度熱傷(真皮熱傷) 第1度熱傷に比べて発赤、腫れ及び痛みも強く、水疱をつくます。痕を残さず治る場合と痕が残る場合があります。
第3度熱傷 第2度熱傷よりも状態が酷く、真皮全体、または皮下組織、またはそれ以上焼けて壊死を起こし潰瘍をつくます。傷が残ます。傷がいつまでも治らず皮膚がんになったりします。

 

凍傷とは?

凍傷は、皮膚が0℃以下の低温に一定時間以上さらされた場合、局所の組織が凍って壊死を起こすもの

凍瘡(しもやけ)とは?

末梢の血液循環が悪い体質の人が、5℃前後の比較的低い温度に繰り返しさらされているうちに、指、足趾(そくし)、耳介や頬が赤く、うっ血して腫れてかゆみをともなうようになること。一般的にシモヤケのこと。

血液循環とは?

6.血液・循環器 まとめ血液の概要 血液の役割とは? 血液は、物質代謝に必要な物質を細胞に送り込み、不要な物質を運び去ます。 物質代謝とは? 物...

ヒビ・アカギレとは?



寒さによって皮膚の血管が収縮し、汗腺、脂腺の機能が低下しているときに水仕事などで皮膚表面の脂肪膜を取り去るようなことを繰り返しおこなうと、脂肪膜の不足によって水分が外部に逃げ、角質層の水分含有量が減少して起こる皮膚障害

脂肪膜とは?

12.皮膚の生理機能・保護機能 まとめ生理機能・保護機能 皮膚は外部からの刺激から人体を保護・順応させ、人体内の体液が失われたり、体温が失われたりする事を防ぐ保護作用があり...

角化異常による皮膚疾患

角化異常による皮膚疾患には、

  1. 毛包性角化
  2. タコ
  3. ウオノメ
  4. サメハダ
  5. 進行性指掌角皮症

などがあります。

①毛包性角化

角質層が毛孔部分だけぶ厚くなり、皮膚にトゲの様な突起ができる角化異常

②タコ(胼胝/ちしゅ)・③ウオノメ(鶏眼/けいがん)

機械的な刺激が絶えず加わると、タコ(胼胝)、ウオノメ(鶏眼)ができる

④サメハダ(魚鱗癬/ぎょりんせん)

角質層が厚くなってザラザラし、皮膚が乾燥する皮膚疾患。遺伝します。

⑤進行性指掌角皮症

思春期以降の女性の指腹から手掌(てのひら)にかけて、皮膚が乾燥してかさかさになり、角質層が厚くなって亀裂を生じたり、指紋がなくなる疾患。

色素異常による皮膚疾患



色素異常による皮膚疾患は、メラニン増加による色素沈着と、メラニン減少による白斑の2つがあります。

色素異常による皮膚疾患は、

  1. 雀卵斑(ソバカス)
  2. 肝斑(シミ)
  3. 色素沈着型接触皮膚炎(女子顔面黒皮症)
  4. 色素性母斑(クロアザ)
  5. 青色母斑(アオアザ)
  6. 太田母斑
  7. 尋常性白斑(シロナマズ)

などがあります。

メラニンとは?

12.皮膚の生理機能・保護機能 まとめ生理機能・保護機能 皮膚は外部からの刺激から人体を保護・順応させ、人体内の体液が失われたり、体温が失われたりする事を防ぐ保護作用があり...

①雀卵斑(じゃくらんはん)・ソバカス

一般にソバカスといわれています。

症状・特徴

  • 顔面や目の周囲、頬、鼻根部に、米粒半分くらいの淡褐色or褐色の色素斑が左右対称性に多数できます。
  • 一般に色の白い人、欧米人に多く、全身にみられることもあります。
  • 直射日光を受けるとソバカスの色は濃くなるので夏に悪化し、冬には軽快する傾向があります。
  • 一般に、思春期前後になって急にその数を増し、遺伝性があるので、よく親子でみられます。

②肝斑(かんぱん)・シミ

主に成人女性の顔面に生じる淡褐色の色素斑で、顔や額、眉毛の上、目の下から頬にかけて、鼻の下などに左右対称性にできる色素異常による皮膚疾患。



症状・特徴

  • シミも、ソバカスと同じように、日光に照射されるとその部分の色素が増えて目立つようになります。
  • 女性ホルモンのアンバランスが関係すると考えられ、月経直前、または月経時に色が濃くなる人や、妊娠時にできる人、卵巣の病気があるためにできる人もあり、最近は経口避妊薬(ピル)によりシミができる人もみられます。
  • 閉経後は自然に消えます。

③色素沈着型接触皮膚炎(女子顔面黒皮症)

主に顔面、頸部にでき、はじめはその部分の皮膚が軽く赤くなってかゆみがあり、しだいに色素沈着を起こし、赤紫色となる色素異常による皮膚疾患。

④色素性母斑(しきそせいぼはん)・クロアザ

色素性母斑は褐色もしくは黒色の境界のはっきりとした色素斑。

クロアザともよばれ、ときには剛毛をともなう。小さなものは、ほくろ(黒子)と呼ばれます。

⑤青色母斑・アオアザ

青黒い色をしたアザ、結節または斑点のことで、アオアザともよばれます。これは、真皮に特殊な色素細胞があるためにできます。

⑥太田母斑

主に女性の左右いずれかの眼瞼、頬、額の外側にみられる青色、茶褐色、黒色などのさまざまな色調の混在する斑状の青色母斑の一種、自然に消えることはない。

皮膚のほかに、眼球結膜や口腔粘膜に青色調の色素斑がみられることが多あります。

眼球結膜とは?

5.感覚器 まとめ感覚器の分類 感覚器とは? 感覚器とは、外部から情報を集める器官です。 視覚・・・見る 聴覚・・・聞く ...

⑦尋常性白斑(シロナマズ)

表皮の色素細胞の機能が停止して、メラニンがつくられなくなったことが原因で起こる斑。