保健

5.感覚器 まとめ

感覚器の分類

感覚器とは?

感覚器とは、外部から情報を集める器官です。



  • 視覚・・・見る
  • 聴覚・・・聞く
  • 嗅覚・・・嗅ぐ
  • 味覚・・・味わう
  • 触覚(皮膚感覚)・・・触る
  • 平衡感覚
  • 深部感覚
  • 内臓感覚

などがあります。

各感覚器の特徴

視覚とは?

『見る』を担当する感覚器。

正視とは?

正常な視力を持つ状態を正視。

近視とは?

実際より近くを見ている状態。近視は、ピントが網膜より手前にあります。

遠視とは?

実際よりも遠くを見ている状態。遠視はピントが網膜より奥にあります。

老眼とは?

年齢によって水晶体のピント調整機能が衰えた状態を老師視(老眼)と言う。

①結膜 ②虹彩 ③角膜 ④瞳孔 ⑤水晶体 ⑥毛様小帯 ⑦毛様体 ⑧硝子体 ⑨強膜 ⑩脈絡膜 ⑪網膜 ⑫中心窩(黄斑) ⑬視神経乳頭(盲斑) ⑭視神経

網膜

・・・メラニン色素が多く光を感じるが、光を通さない膜。桿体(かんたい)細胞と錐体(すいたい)細胞があります。網膜の中心部を黄斑と言い、特に錐体細胞が集まっていて凹んでいる場所を中心窩と言う。



桿体(かんたい)細胞…明暗を感じる細胞。細胞数は1億3000万

錐体(すいたい)細胞…色を感じる細胞。細胞数は700万

黄斑…網膜の中心部

中心窩…黄斑の中の、特に錐体細胞が集まっていて凹んでいる場所。視力が最も良い。

視神経乳頭…目の血管の出入りするところ。感覚細胞は無く、光を感じない。

盲斑(マリオット盲点)…視神経乳頭のような光を感じない、視野の中の全く見えない部分

角膜

・・・眼球正面中央の透明な膜。ここを通じて光が眼球内に入る

結膜

・・・眼球表面を覆う無色透明な粘膜。角膜の縁まで覆っている

強膜

・・・眼球奥の不透明で白い膜

脈絡膜

・・・強膜の内側の血管の多い膜。赤褐色。

瞳孔

・・・目の中心の真っ黒の部分

虹彩

・・・瞳孔に入る光の量を調整します。

水晶体

・・・光の焦点を調整する

毛様体

・・・毛様(体)小帯を介して水晶体をひっぱり遠近調整を行っている

硝子体

・・・水晶体と網膜に囲まれた透明な物質

聴覚・平衡感覚

耳は、どのように分けられる?

耳は、外耳・中耳・内耳に分かれます。外耳は耳介と外耳道に分けられます。

外耳に分類されるものには何がある?

耳介、外耳道

中耳に分類されるものには何がある?

鼓膜、鼓室、耳小骨

内耳に分類されるものには何がある?

耳管、半規管、前庭、蝸牛

外耳
  • 耳介
  • 外耳道
中耳
  • 鼓膜
  • 鼓室
  • 耳小骨
内耳
  • 耳管
  • 半規管
  • 前庭
  • 蝸牛



①耳介 ②外耳道 ③鼓膜 ④前庭窓 ⑤蝸牛窓 ⑥耳管 ⑦耳小骨 ⑧半規管 ⑨前庭 ⑩前庭神経 ⑪蝸牛 ⑫外耳 ⑬中耳 ⑭内耳 ⑮鼓室

鼓膜とは?

・・・外部からの音が届く部分

鼓室とは?

・・・3つの耳小骨があり、鼓膜で受け取った音の振幅を大きくする働きを持つ

蝸牛とは?

・・・鼓室で増幅された音は、蝸牛に伝えられます。蝸牛の中にはラセン器という器官があり、ラセン器の中には有毛細胞があります。有毛細胞は音の振動を感知します。蝸牛の入り口付近では高い音、奥では低い音に反応します。

半規管とは?

・・・体の回転を知る器官。3つの半規管(3半規管)が直角に交わっていて、管の中にはリンパと線毛細胞があります。リンパの流れを線毛細胞が感知し、体の回転・方向を感じ取れます。

前庭とは?

・・・卵形嚢と球形嚢からなります。前庭の中には、耳石(平衡砂)があり、頭の傾きを感じ取れるようになっています。耳石(平衡砂)は、炭酸カルシウムでできています。

味覚とは?

『味わう』を担当する器官。舌の表面にある味蕾(みらい)で、味を感じとます。味覚には、甘味・酸味・塩味・苦味・うま味などがあります。舌の表面にある味蕾(みらい)には、味細胞があります。

嗅覚とは?

『嗅ぐ』を担当する器官。鼻腔内部の上にある嗅部(きゅうぶ)、嗅上皮にある嗅細胞で匂いを感じとます。

嗅覚は順応しやすいため、理容室・美容室特有の匂いなどに従業員は気づきにくい

皮膚感覚(触覚)とは?

『触る』を担当する器官。冷覚・温覚・触覚・痛覚などがある

深部感覚とは?

筋肉や関節などの位置・動きを知る感覚

内臓感覚とは?

便意、尿意などを感じとる感覚