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香粧品

24.香粧品用原料(〇〇剤・配合成分) まとめ

はじめに

クリーム、乳液などの香粧品は水を含み、さらに皮膚や毛髪に水分をあたえ、乾燥を防止する目的で保湿剤、植物抽出エキスなどが配合されているため、微生物に汚染されやすいものです。

そのため品質を長期間保持することを目的に防腐剤などが配合されています。

このように、香粧品には、機能を与える配合成分(保湿剤)や、品質保持のための配合成分(防腐剤)が配合されます。

そした、香粧品に使用される、〇〇剤にはあまりにもたくさんの種類があります…。

頭がごちゃごちゃにならないよう一緒にゆっくり学んでいきましょう!

品質保持のための配合成分



品質保持のための配合成分には、以下のようなのものがあります。

  1. 防腐剤
  2. 殺菌剤
  3. 酸化防止剤

それぞれ詳しく見ていきましょう!

①防腐剤



防腐剤とは?

A.防腐剤は、香粧品が製造されてから、購入した消費者が使い終わるまで、微生物による香粧品の変質やカビの発生などを防止するために用いるもののことです。

防腐剤は、化粧品基準によりその種類や量が定められています。

代表的な防腐剤

香粧品の代表的な防腐剤は、パラオキシ安息香酸エステル(パラベン)です。

安全性が高く食品にも使われます。

ほかには、フェノキシエタノール安息香酸ナトリウムなども使用されます。

パラべンとして出題されることもあるので注意しましょう!

【覚え方】

「ファラオ(パラオ)のミイラが腐らないように防腐剤を入れておこう!」

パラオ・・・パラオキシ安息香酸エステル(パラべン)

②殺菌剤

殺菌剤とは?

A.殺菌剤は、対象とする細菌を短時間で死滅させるために用いる配合成分。

殺菌剤は、化粧品用、及び医薬部外品用として、その配合量が規制されています。

殺菌剤の使用例

殺菌剤は、以下のような香粧品に配合されています。

  • 薬用石けん
  • 薬用歯みがき
  • ふけ止め用製品
  • ニキビ用製品
  • 制汗・防臭剤

また、原料、容器などを殺菌・消毒する目的にも使用されています。

殺菌剤の代表例

殺菌剤のうち、一般に用いられるのは以下のようなものがあります。

  • ベンザルコニウム塩化物(塩化ベンザルコニウム)
  • イソプロピルメチルフェノール
  • クロルヘキシジン
  • グリチルリチン酸ジカリウム
  • トリクロロカルバ二リド
クロルヘキシジンは、消毒薬のグルコン酸クロルヘキシジンとして衛生管理にも登場します!

覚え方「殺菌しに行くべ!ぐりーっと!(方言風)」

殺菌(殺菌剤)しにい(イソプロピルメチルフェノール)く(クロルヘキシジン)べ(ベンザルコニウム塩化物)!ぐり(グリチルリチン酸ジカリウム)ーっと(トリクロロカルバ二リド)!



③酸化防止剤

酸化防止剤とは?

A.酸化による品質の劣化を防ぎ、安定性を保つために配合される成分

酸化防止剤は抗酸化剤ともいいます。

酸化とは?



酸化には、①空気中の酸素による酸化と、②微生物による酸化、③香粧品の微量の金属類による酸化があります。

空気中の酸素との接触により常温で起こる酸化反応を自動酸化といい、この自動酸化による品質の劣化を防ぎ、安定性を保つために酸化防止剤が配合されています。

代表的な酸化防止剤・抗酸化剤

酸化防止剤・抗酸化剤のうち、一般に用いられるのは以下のようなものがあります。

  • ジブチルヒドロキシトルエン
  • ブチルヒドロキシアニソール(BHA)
  • トコフェロール(ビタミンE)類

【覚え方】

ミサンガ(酸化防止剤)ブチブチ(ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール)にちぎっとこ(トコフェロール(ビタミンE)類)

・・・ブチルヒドロキシが付いたら酸化防止剤と覚えましょう!

金属イオン封鎖剤

無機顔料(金属酸化物)のように、香粧品の中には微量の金属類が含まれていることがあり、この金属類の中には、金属イオンになり酸化を促進させるものがあります。

そのため、金属イオンを包みこみ、反応を妨げ、酸化の進行を抑制する作用をもつ金属イオン封鎖剤キレート剤)が使用されます。

そのため、金属イオン封鎖剤も酸化防止剤の一つと言えます。

22.色材(着色・白色・体質・光輝性・有機顔料、天然色素) まとめ色材 色材とは? A.色材は、顔に色や輝きをつけることで視覚的変化をあたえたり、唇や目、しみやそばかすなどをカバーして肌を美...
無機顔料 着色顔料…着色するもの
  • 酸化鉄(ベンガラ)
  • カーボンブラック
  • 酸化クロム
白色顔料…被覆・隠蔽するもの
  • 酸化チタン
  • 酸化亜鉛
体質顔料…顔料をむらなく分散展開させ、着色しやすくするもの
  • タルク(重要)
  • カオリン
  • マイカ
  • セリサイト
香粧品に使用される代表的な金属イオン封鎖剤には、
  • エチレンジアミン四酢酸(エデト酸/EDTA
  • クエン酸

などがあります。

【覚え方】

「金属は、エッチ(エチレンジアミン四酢酸)に食えん(クエン酸)」

(ノーマルでも金属は食えませんが。。。)

機能を与える配合成分

機能を与える配合成分には、

  1. 保湿剤
  2. 紫外線吸収剤
  3. 収れん剤

などがあります。





①保湿剤(=湿潤剤)

保湿剤とは?

A.皮膚や毛髪に水分をあたえ、乾燥を防止する目的で用いられる吸湿性の高い物質のことを言います。

香粧品に配合される水分の蒸発を防止し、品質を保持する作用もあります。

保湿剤の効能

  1. 皮膚、毛髪の乾燥防止(=モイスチャー効果
  2. 製品の水分蒸発抑制及び粘性の維持
  3. 皮膚への使用感の向上と柔軟性の賦与(=エモリエント効果

主な保湿剤

  1. 多価アルコール系→グリセリンプロピレングリコール・ポリエチレングリコール・キシリトール・マルチトール…
  2. 天然由来系→ピロリドンカルボン酸ナトリウム・乳酸ナトリウム・尿素…
  3. 天然物質系→ヒアルロン酸ナトリウム・コラーゲンセラミド

②紫外線吸収剤

紫外線吸収剤とは?

A.紫外線吸収剤は、UV-A・UV-Bの両方を吸収し、その影響を防ぐ目的で使用される成分のことを言います。

紫外線吸収剤として配合できる成分及び最大配合量は、化粧品基準で規制されています。

↓紫外線について詳しく知りたい方はこちら↓

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代表的な紫外線吸収剤

代表的な紫外線吸収剤は、以下のようなものがあります。

UV-Aを防ぐ紫外線吸収剤

ブチルメトキシジベンゾイルメタン

UV-Bを防ぐ紫外線吸収剤

  • パラアミノ安息香酸エステル
  • ベンゾフェノン誘導体
  • メトキシケイ皮酸誘導体
  • サリチル酸のエステル

紫外線とその防御に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)UV-B(中波長紫外線)は、皮膚に急性の紅斑を引き起こす。
(2)紫外線は、皮膚に影響を与えるだけでなく、香粧品の品質を劣化させる原因となる。
(3)SPF値は、主にUV-Bを防御する程度を示す値である。
(4)紫外線による急性の炎症をサンバーンといい、PAはその防御効果の指標である。

正解(4)…紫外線による急性の炎症を紅斑といい、SPFはその防御効果の指標である。

③収れん剤

収れん剤とは?

A.皮膚表面のタンパク質を一時的に引き締め、汗腺や脂腺の開口穴を塞ぎ、汗・皮脂の分泌を抑制する作用(収れん作用)を与えるものを収れん剤といいます。

収れん剤の分類

収れん剤は、

  1. 陰イオン型収れん剤
  2. 陽イオン型収れん剤

に分類されます。

①陰イオン型収れん剤

有機酸であり、酸性で、緩和な収れん作用をもつもの。

【代表的なもの】

  • クエン酸
  • 乳酸
  • 酒石鹸
  • タンニン酸

②陽イオン型収れん剤

アルミニウムや亜鉛などの塩類による収れん剤。現在はほとんど使われていない。

【代表的なもの】

  • パラフェノールスルホン酸亜鉛
  • アラントインクロルヒドロキシアルミニウム
  • エタノール



特殊配合成分

香粧品に用いられる特殊配合成分には、以下のようなものがあります。

  1. ホルモン
  2. ビタミン類
  3. 動植物抽出成分
  4. アミノ酸類

詳しく見ていきましょう!



①ホルモン

化粧品に用いられるホルモンには、

  • エストラジオール
  • エストロン
  • エチニルエストラジオールの卵巣ホルモン

があります。

これは、化粧品基準で定められており、これ以外のホルモンの使用は禁止されています。

②ビタミン類

化粧品基準で、ビタミンL、L2以外ビタミンの使用は認められています。

ビタミンL、L2を香粧品に使用することは禁止されています

③動植物抽出成分

栄養や美容成分として注目されているものにポリフェノールがあります。

動植物抽出成分は、作用が緩和で、長期間使用できるものが多く、その効能を期待して広く香粧品に使用されている。

ポリフェノールとは?

ポリフェノールは、フェノールと2個以上のヒドロキシ基をもつ化合物のことです。

ポリフェノールには、お茶のカテキンや、植物中に含まれているタンニンなどがあります。

植物からの抽出成分

植物からの抽出成分は、

  • フラボノイド
  • アントシアニン
  • ソウハクヒ(桑白皮)エキス
  • トウキ(当帰)エキス、
  • ワレモコウエキス

などがあります。

動物からの抽出成分

動物からの抽出成分では、

  • プラセンタエキス
  • エラスチン
  • コラーゲン
  • ヒアルロン酸セラミド

などがあります。

プラセンタ工キスは、最近では、牛以外の豚や魚などから採取したものが使用されています。牛海綿状脳症(BSE)がヒトヘ感染することを防止するためです

④アミノ酸類

育毛剤においてのアミノ酸

育毛剤においては、

  • セリン
  • システイン
  • メチオニン
  • ロイシン
  • トリプトファン

などのアミノ酸が育毛効果を目的に配合されています。



パーマ剤においてアミノ酸

パーマ剤においては、

システインを有効成分とするコールドニ浴式パーマネント・ウェーブ用剤」

があります。

システインのパーマ剤はチオグリコール酸のパーマ剤と比較して、ウエーブ形成力は弱いが、毛髪をあまり傷めないという特徴があります。

〇〇剤まとめ



還元剤
  • チオグリコール酸
  • システイン
  • チオグリコール酸アンモニウム
アルカリ剤
  • アンモニウム水
  • 炭酸水素アンモニウム
  • エタノールアミン
酸化剤
  • 臭素酸ナトリウム
  • 臭素酸カリウム
  • 過酸化水素水
  • 過ホウ酸ナトリウム
  • 過硫酸塩
調色剤(カップラー)
  • レゾルシン
防腐剤
  • パラオキシ安息香酸エステルパラベン
  • フェノキシエタノール
  • 安息香酸ナトリウム
殺菌剤
  • ベンザルコニウム塩化物(塩化ベンザルコニウム)
  • 塩化ベンゼトニウム
  • クロルヘキシジン
  • グリチルリチン酸ジカリウム
  • トリクロロカルバ二リド
  • トリクロサン
  • イソプロピルメチルフェノール
  • 高濃度のエタノール
酸化防止剤
  • ジブチルヒドロキシトルエン
  • ブチルヒドロキシアニソール(BHA)
  • トコフェロール(ビタミンE)類

金属イオン封鎖剤

  • エチレンジアミン四酢酸(エデト酸/EDTA)
  • クエン酸
保湿剤 多価アルコール系

  • グリセリン
  • プロピレングリコール
  • ポリエチレングリコール
  • キシリトール
  • マルチトール

高級アルコール

  • オレイルアルコール

天然由来系

  • ピロリドンカルボン酸ナトリウム
  • 乳酸ナトリウム
  • 尿素

天然物質系

  • ヒアルロン酸ナトリウム
  • コラーゲン
  • セラミド

化合物

  • 脂肪酸エステル
乳化助剤
  • セタノール(セチルアルコール)
  • ステアリルアルコール
乳化安定剤
  • ポリビニルアルコール(PVA)
紫外線吸収剤 UV-Aを防ぐ紫外線吸収剤

  • ブチルメトキシジベンゾイルメタン

UV-Bを防ぐ紫外線吸収剤

  • パラアミノ安息香酸及びそのエステル類
  • ベンゾフェノン誘導体
  • メトキシケイ皮酸誘導体
  • サリチル酸のエステル
収れん剤
  • 酸化亜鉛

陰イオン型収れん剤

  • クエン酸
  • 乳酸
  • 酒石鹸
  • タンニン酸

陽イオン型収れん剤

  • パラフェノールスルホン酸亜鉛
  • アラントインクロルヒドロキシアルミニウム
  • エタノール
消炎剤(抗炎症剤)
  • グリチルリチン酸塩
  • アラントイン
炎症緩和剤
  • 酸化亜鉛
皮膜形成剤
  • 合成高分子化合物のポリビニルピロリドン(PVP)
  • 合成樹脂系のアクリル樹脂アルカノールアミン液
  • ニトロセルロース(硝化綿)
噴射剤
  • 液化石油ガス(LPG)
  • ジメチルエーテル(DME)
ゲル化剤
  • アルギン酸ナトリウム
増粘剤

(粘度調整剤)

  • カルボキシメチルセルロース(CMC)
  • ヒドロキシエチルセルロース(HEC)
  • メチルセルロース(MC)
  • カルボキシビニルポリマー
  • ポリアクリル酸ナトリウム
陰イオン界面活性剤

(アニオン界面活性剤)

  • アルキル硫酸ナトリウム
  • アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
  • (ふつうの)石けん
陽イオン界面活性剤

(カチオン界面活性剤)

  • 第四級アンモニウム塩
  • ベンザルコニウム塩化物
  • ベンゼトニウム塩化物
  • 逆性石けん
両性界面活性剤
  • アルキルアミンオキシド
  • レシチン
  • 台所用洗剤
クエン酸には酸化防止効果も収れん効果もあるんですねぇ…困ったやつです。なんかレモンとかをイメージしたら若干覚えやすいです、若干。



その他の特殊成分まとめ

ホルモン
  • エストラジオール
  • エストロン
  • エチニルエストラジオールの卵巣ホルモン

(これら3つのホルモン以外は配合禁止)

ビタミン
  • ビタミンL1、L2を除くすべてのビタミン

(L1、L2を除いてすべて配合認可)

植物系抽出成分
  • フラボノイド
  • アントシアニン
  • ソウハクヒ(桑白皮)エキス
  • トウキ(当帰)エキス
  • ワレモコウエキス
動物系抽出成分
  • プラセンタエキス
  • エラスチン
  • コラーゲン
  • ヒアルロン酸セラミド
美白成分
  • アルブチン
  • プラセンタエキス
  • エラグ酸
アミノ酸 育毛剤において

  • セリン
  • システイン
  • メチオニン
  • ロイシン
  • トリプトファン

パーマ剤において

  • システイン
油性成分
  • 流動パラフィン
染料中間体
  • パラフェニレンジアミン
直接染料
  • ニトロパラフェニレンジアミン
このへんはあまり問われませんが「システイン=アミノ酸」は覚えておきましょう!過去問で出たことがあります!

香料まとめ問題

香粧品に使われる成分とその目的に関する次の文章の組合せのうち,正しいものはどれか、

(1)クロルヘキシジングルコン酸塩(グルコン酸クロルヘキシジン)  ー 紫外線吸収剤
(2) セラミド ー 収れん剤
(3) パラアミノ安息香酸のエステル類 ー 殺菌剤
(4) ジブチルヒドロキシトルエン(BHT) ー 抗酸化剤

正解(4)

(1)クロルヘキシジングルコン酸塩(グルコン酸クロルヘキシジン)  ー 殺菌剤 
(2) セラミド ー 保湿剤
(3) パラアシ安息香酸のエステル類 ー 紫外線吸収剤

香粧品に用いられる物質とその主な配合目的に関する次の組合せのうち,正しいものはどれか

(1)パラオキシ安息香酸エステルとそのナトリウム塩 ー 防腐剤
(2)トコフェロール(ビタミンE)類 ー 収れん剤
(3)ベンソフェノン誘導体 ー ホルモン剤
(4)臭素酸ナトリウム ー 還元剤

正解(1)

(2)トコフェロール(ビタミンE)類 ー 酸化防止剤
(3)ベンソフェノン誘導体 ー 紫外線吸収剤
(4)臭素酸ナトリウム ー 酸化剤

香粧品に用いられる配合成分とその配合目的に関する次の記述のうち,誤っているものはどれか。

(1) パラオキシ安息香酸エステルは,防腐剤である。
(2) ベンザルコニウム塩化物(塩化ベンザルコニウム)やトリクロロカルバニリドは, 殺菌剤である。
(3)ジブチルヒドロキシトルエンは,抗酸化剤である
(4) クロルヘキシジンは,金属イオン封鎖剤(キレート剤)である。

正解(4)…クロルヘキシジンは,殺菌剤である。

香粧品に用いられる物質とその主な配合目的に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。

(1)パラフェノールスルホン酸亜鉛 ー 収れん剤

(2) パラオキシ安息香酸エステル及びそのナトリウム塩 ー ビタミン剤

(3) プロピレングリコール ー 保湿剤

(4) ジブチルヒドロキシトルエン(BHT) ー 酸化防止剤

正解(2)…パラオキシ安息香酸エステル及びそのナトリウム塩 ー 防腐剤



香粧品に配合される成分とその主な配合目的に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか

(1)ベンザルコニウム塩化物(塩化ベンザルコニウム) – 紫外線吸収剤
(2)ベンゾフェノン誘導体 – 殺菌剤
(3)ヒアルロン酸ナトリウム – 酸化防止剤
(4)パラオキシ安息香酸エステル – 防腐剤

正解(4)

(1)…ベンザルコニウム塩化物(塩化ベンザルコニウム) ー 殺菌剤

(2)ベンゾフェノン誘導体 – 紫外線吸収剤

(3)ヒアルロン酸ナトリウム – 保湿剤



香粧品原料とその効果に関する次の組合せのうち,誤っているものはどれか

(1)スクワラン ー エモリエント効果
(2)ビタミンCリン酸マグネシウム ー 美白効果
(3)パラオキシ安息香酸エステル ー 紫外線防止効果
(4)ヒアルロン酸ナトリウム ー 保湿効果

正解(3)…

アミノ安息香酸エステル ー 紫外線防止効果

パラオキシ安息香酸エステル ー 防腐剤

香粧品に用いられる物質とその主な配合目的に関する次の組合せのうち,誤っているものはどれか

(1) システイン及びその塩類 ー 酸化剤
(2) ベンソフェノン誘導体 ー 紫外線吸収剤
(3) ジブチルヒドロキシトルエン ー 酸化防止剤
(4) パラフェノールスルホン酸亜鉛 ー 収れん剤

正解(1)…システイン及びその塩類 ー 還元剤