<<チェックポイント>>
美容技術理論では、
- 美容技術理論
- まつ毛エクステンション
- 理・美容器具 ・ 色彩及びデザイン
が【重点項目】とされています。要チェックです。
レザーによるカット技法(過去問出題)
レザーカットの特徴は、毛髪の長さを決めることと、毛量調節を同時に行うことができることにあります。
レザーのカット技法には次のような種類があります。
レザーによるカット技法の種類
- テーパーカット
- セニングカット
- ポインティングカット
それぞれについて見ていきましょう!
テーパーカット
①テーパーカットとは?
テーパーカットは、毛髪を削いで先細りにする技法を言います。
テーパーとは、長いものが先細りになった形を意味します。
テーパーカットには、テーパーする、深さ・面・方向によって以下のような種類に分けられます。
赤…深さの違い 青…面の違い 緑…方向の違い
- エンドテーパーカット
- ノーマルテーパーカット
- ディープテーパーカット
- アウトサイドテーパーカット
- インサイドテーパーカット
- ボスサイドテーパーカット
- レフトサイドテーパーカット
- ライトサイドテーパーカット
テーパーカット | 深さの違い | エンドテーパーカット |
ノーマルテーパーカット | ||
ディープテーパーカット | ||
面の違い | アウトサイドテーパーカット | |
インサイドテーパーカット | ||
ボスサイドテーパーカット | ||
方向の違い | レフトサイドテーパーカット | |
ライトサイドテーパーカット |
エンドテーパーカット
エンドテーパーカットは、毛先をテーパーするカット技法。
毛量が少ない場合や、パート際、生え際などに用いられます。
ノーマルテーパーカット
ノーマルテーパーカットは最も一般的なテーパーの技法で、毛先から1/3ほどをテーパーするカット技法です。
ディープテーパーカット
ディープテーパーカットは、特に毛量の多い場合や毛髪に大きな動きをもたせるときなどに、根元近くからテーパーするカット技法です。
アウトサイドテーパーカット
アウトサイドテーパーカットは、パネルの外側をテーパーするカット技法です。
インサイドテーパーカット
インサイドテーパーカットは、パネルの内側をテーパーするカット技法です。
ボスサイドテーパーカット
ボスサイドテーパーカットは、パネルの外側、 内側の両面をテーパーするカット技法です。
毛先に自由な動きと軽さが生み出される。
レフトサイドテーパーカット
レフトサイドテーパーカットは、パネルの左側から右側へテーパーすることにより、左側が短くなり、右側が長くなるカット技法です。
ライトサイドテーパーカット
ライトサイドテーパーカットは、パネルの右側から左側へからレーザーを入れテーパーすることにより、毛先が左方向へ流れる動きをつけるカット技法です。
問題例)ディープテーパーカットは、毛先から1/3ほどをテーパーするカット技法である。
正解)
テーパーする深さによる分類
- エンドテーパーカット(浅い)
- ノーマルテーパーカット(普通)
- ディープテーパーカット(深い)
テーパーする面による分類
- アウトサイドテーパーカット(外側)
- インサイドテーパーカット(内側)
- ボスサイドテーパーカット(内外両方)
テーパーする方向による分類
- レフトサイドテーパーカット(左から右へ)
- ライトサイドテーパーカット(右から左へ)
②セニングカット
セニングカットは、間引きすることによって毛量調整を行うカット技法です。
レザーで行う場合は、 鉛筆を持つようなペンシルハンドの持ち方が便利です。
③ポインティングカット
レザーによるポインティングカットは、毛先を不ぞろいに突らせ、ヘアスタイルにちょっとした遊びや変化をもたせるカット技法です。