美容技術理論

22.着付け②(たたみ方・選び方・留袖、羽織、袴、婚礼着付け) まとめ

着物のたたみ方



たたみ方 特徴
本だたみ 最も一般的なたたみ方。 訪問着・付け下げなどがこの方法
寝具だたみ しわを最小限に抑えるたたみ方。花嫁衣装・振袖・留袖などに行う。
長襦袢だたみ 長襦袢をたたむ方法。襟を折らずに、身ごろ、袖もその形なりにたたみます。

本だたみ

最も一般的なたたみ方であり、 訪問着・付け下げなどに行います。

寝具だたみ

着物のしわを最小限に抑えるたたみ方。花嫁衣装・振袖・留袖などに行います。

長襦袢(ながじゅばん)だたみ

長襦袢をたたむ方法。襟を折らずに、身ごろ、袖もその形なりにたたみます。

着付けの要領

着付け技術は、流行や、それぞれの地方の色があります。

なので、「着付けこうやる」と断言することは無理です。

しかし、着付けの基本となる要点はあります。

それは、いつでも「ゆったり、きちんと、その人において最も美しく」ということです。

着物の選び方

着物は、礼装か準礼装か、目的、場所、季節、生地、柄、配色などを考えて選びます。

ひもを結ぶ位置



ひもを結ぶ位置は、体の中心をさけます

結び目が心臓部やミズオチ等の中心部にあたると、貧血を起こしたり、体の具合が悪くなる原因になります。

紋や模様の位置

紋の付いているものは、紋が隠れないようにします。

模様は、主要な部分が隠れることがないように注意します。

全体のバランス

衣紋の抜き帯の折り幅結び方は、年齢や体型、好みなどを見ながら全体の調和をよく考え調整する必要があります。



衣紋の抜きは、衣紋と首の間ににぎりこぶし1個が入る程度が基本です

例1) 小柄な人には帯の幅は狭く、お太鼓の結び方は小さめにします。

例2) 衣紋の抜きは、首が太く、短い人は大きめに抜く。

衣紋とは?

着物の後ろ襟の部分をいいます。「衣紋を抜く」とは、襟の後ろを引き下げること、またその開け具合、引き具合を意味します。

その人に合った補整・体型補正

着物では、体の極端な凹凸を修正し、着くずれを防ぐため、補整をします。

補整は肌襦袢を着た上に行います。

ウエスト・バスト・ヒップ等にタオルやコットンをあてて美しい体型をつくります。

体型補整は、肌襦袢を着せてから行う。(襦袢ではないので注意!)



留袖の着付けに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1)帯揚げや帯締めは、通常色柄を用います。
(2)帯の折り幅は、若い人の場合は狭くします。
(3)体型補整は、長襦袢を着せてから行う。
(4)衣紋の抜きの基本は、にぎりこぶし1個が入る程度とします。

正解)(4)

留袖着付け(過去出題)

留袖では、帯締め・帯揚げ半襟・足袋は、必ずを用います。

帯の折り幅は、16〜17cmが一般的ですが、小柄な人・年配向きにはやや狭く折り、大柄な人・若い人にはやや広めに折ることが多いです。

お太鼓もたれも、帯幅に従って小さくします。

男性礼装羽織、袴着付け

男性礼装ってどんなの?

染み抜き五つ紋付、 黒羽二重の着物と羽織、 それに仙台平などの縞の袴姿が男子第一礼装として、既婚・未婚の区別なく、また慶弔の違いもほとんどなく、婚礼や成人式などに着用されています。

羽織のひもは、量感のある白の丸ひもが主流です。

袴には、両足が分かれた馬乗り袴と、分かれていない行燈(あんどん)袴の2種類があります。

馬に乗るには足を上げないといけないので、両足が分かれた袴の方がいいですよね!
行燈とは、ろうそくや油脂を燃料とした炎を使った照明器具のことです!

行燈の写真はこちら

婚礼着付けの注意事項

美容師自身の身だしなみ

着付けを行うときは、清潔な白衣、きちんとした髪の手入れ、華美でない化粧にします。

披露宴に出る場合は、和服の場合なら無地の一つ紋付きなどを用意し、洋服の場合なら華美出ない黒や紺のスーツなどにします。

不測の事態に備える

花嫁の不測の事態に備えて、ティッシュペーパー・脱脂綿・包帯・薬などを準備をしておくと良いです。