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美容技術理論

17.ネイル②(ネイル技術・アーティフィシャルネイル) まとめ

目次
  1. ネイルケア
  2. アーティフィシャルネイル
  3. 手足のマッサージ

ネイルケア

ネイルケアは、爪と爪まわりの皮膚を健康に美しく保つためのテクニックで、ネイル技術の基礎になります。

の爪の手入れをする「マニキュア」と、の爪の手入れをする「ペディキュア」があります。

以下では、

  1. マニキュアの手順
  2. ペディキュアの手順

について解説していきます!

では、いきましょう!

①マニキュアの手順

マニキュアの手順は、以下の通りです。

流れ ポイント
①手指消毒 コットンに消毒液を含ませて手指を拭き、消毒します。
②エナメル除去 コットンにエナメルリムーバーを含ませて拭き取ります。

取りづらい部分は、ウッドスティックにエナメルリムーバーを含ませて拭き取ります。

③カウンセリング 爪と周りの皮膚の状態を確認します。
④ファイリング エメリーボードを使い、爪の長さ、形を整えます。

エメリーボードは、力を入れずにサイドからセンターへ1方向にかけます。

往復はさせません。



⑤キューティクル処理 キューティクルリムーバーをキューティクル周辺に塗布し、指をフィンガーボウルの中に2〜3分入れ、柔らかくしてから行います。
⑥マッサージ マッサージクリームや、マッサージローションを使います。
⑦バッフィング バッフィングでは、爪表面の凹凸をバッファーで滑らかにします。

薄い爪の人には行いません。

⑧カラーリング カラーリングでは、油分処理ベースコートカラーエナメルトップコートの順に行います。

はみ出して皮膚についたカラーエナメルは、ウッドスティックにコットンを巻き、エナメルリムーバーを染み込ませて拭き取ります。

カラーエナメルのラインが綺麗じゃない場合は、ウッドスティックの先にエナメルリムーバーを付けて修正します。

=============================

ベースコート…カラーエナメルの付きを良くするため塗ます。

カラーエナメル…フリーエッジの先(爪先)を塗ってから、爪中央→両サイドの順に塗ます。

トップコート…エナメルを保護し、つやを与えるために塗る

⑨キューティクルオイル塗布 最後にキューティクルオイルを塗布して爪と周りの皮膚を保湿します。

①ペディキュアの手順

ペディキュアの手順は、以下の通りです。

流れ ポイント
①手足消毒 コットンに消毒液を含ませて手指を拭き、消毒します。
②フットバス フットバスに、お湯と少しの石けんを入れて足を浸します。

時間は5〜10分が目安です。

③エナメル除去 コットンにエナメルリムーバーを含ませて拭き取ります。

取りづらい部分は、ウッドスティックにエナメルリムーバーを含ませて拭き取ります。

④カウンセリング 爪と周りの皮膚の状態を確認します。
⑤ファイリング エメリーボードを使い、爪の長さ、形を整えます。

エメリーボードは、力を入れずにサイドからセンターへ1方向にかけます。

往復はさせません。



⑥キューティクル処理 キューティクルリムーバーをキューティクル周辺に塗布し、指をフットバスに2〜3分入れ、柔らかくしてから行います。
⑦角質処理 フットバスに足を浸した後、かかとなど角質の硬い部分・分厚い部分をフットパドルで削り整えます。
⑧マッサージ マッサージクリームや、マッサージローションを使います。
⑨バッフィング バッフィングでは、爪表面の凹凸をバッファーで滑らかにします。

薄い爪の人には行いません。

⑩カラーリング トゥーセパレーターをつけてカラーリングを行います。

カラーリングでは、油分処理ベースコートカラーエナメルトップコートの順に行います。

はみ出して皮膚についたカラーエナメルは、ウッドスティックにコットンを巻き、エナメルリムーバーを染み込ませて拭き取ります。

カラーエナメルのラインが綺麗じゃない場合は、ウッドスティックの先にエナメルリムーバーを付けて修正します。

=============================

ベースコート…カラーエナメルの付きを良くするため塗ます。

カラーエナメル…フリーエッジの先(爪先)を塗ってから、爪中央→両サイドの順に塗ます。

トップコート…エナメルを保護し、つやを与えるために塗る

⑪キューティクルオイル塗布 最後にキューティクルオイルを塗布して爪と周りの皮膚を保湿します。

 

ネイルケアの道具

ネイルケアの道具は、以下の通りです。

赤文字の道具は、覚えておきましょう!

トップコート

カラーエナメル塗布後に塗るもの。カラーエナメルを保護し、ひびを防ぐとともに輝きを加える

強化剤

ひび割れや折れやすい爪を強くするもの

リッジフィラー

爪の凹凸を埋め、表面を滑らかに整えるもの

キューティクルリムーバー

キューティクルをやわらかくするもの。施術後は必ず水で洗い流す

キューティクルクリーム

キューティクルをやわらかくするもの。爪や爪まわりの皮膚の乾燥を防ぐためホームケアとしても使用する

エナメルリムーバー

エナメルの除去の際に使用するもの。 油分処理に使用する場合は、保湿剤などを含まない

エメリーボード

爪の長さ、形を整えるもの

エメリーボードは、力を入れずにサイドからセンターへ1方向にかけます。往復はさせない。



キューティクルニッパー

キューティクルやささくれを切るための鉄

キューティクルプッシャー

キューティクルを押し上げるもの

ネイルバッファー

爪の表面を磨くためのもの

ネイルニッパー

爪を短く切るための鉄

ベースコート

カラーエナメル塗布前に塗るもの。色素沈 着を防ぎ、カラーエナメルの着色をよくする

トゥセパレーター

エナメルが塗りやすいように指の間を開くために装着するもの

キューティクルオイル

爪や爪まわりの皮膚の乾燥を防ぐもの。技術の仕上げやホームケアに使用する

ウッドスティック

コットンを巻き、油分やカラーの除去などに使用する木の棒

ものを用意する



液体ソープ

フィンガーボウルのお湯に混ぜて使用。手指や器具を洗う際にも使用する

コットン

エナメルの除去などに使用する

マッサージローション(クリーム)

皮膚の乾燥やひび割れ、しわを防ぐため、マッサージを行う際に使用するもの

消毒液(洗浄液)

手指や、テーブルや器具などを消毒するもの

油分処理剤

爪の油分水分を除去し、清浄にするもの

ネイルブラシ

爪の汚れやキューティクルを取り除くブラシ

ガーゼ

キューティクルを取り除く際に使用する

ペーパータオル

器具やエナメルの汚れなどをふき取る際に使用

タオル

テーブルに敷いたり、お客さまの手をふくために使用する

フィンガーボウル

爪まわりの皮膚やキューティクルをやわらかくするため、お湯を入れ、指先を浸す容器

カラーエナメル

爪に色彩とつやをあたえるために塗るもの

速乾剤

エナメルの乾燥を促す効果があります。トップコートの後に使用する

フットバス

足を洗浄し、角質やキューティクルなどをやわらかくするため、お湯を入れ、足を浸す容器

フットパドル

足の裏などの硬い角質を処理する際に使用するもの

アーティフィシャルネイル

アーティフィシャルネイルとは



A.アーティフィシャルネイルは、人工的に作った爪によって、爪の長さを出したり、弱い爪や亀裂の入った爪、欠けた爪の補強や、修復などを行うテクニックです

使用する材料は、アクリルやジェル、シルク、フィラーなど色々あります。

アーティフィシャルネイルの手順

使用する材料によってネイル技術・手順も変わります。

以下では、次のアーティフィシャルネイルの手順について説明していきます。

  1. ジェル技術
  2. シルクラップ技術
  3. フィラー技術

それぞれ見ていきましょう!

①ジェル技術の手順

ジェルは光沢があり、柔軟性と耐久性にすぐれています。また、嫌なにおいもありません。UVまたはLEDライトで硬化させるものが一般的です。

流れ ポイント
①手指消毒 コットンに消毒液を含ませて手指を拭き、消毒します。
②カウンセリング 爪と周りの皮膚の状態を確認します。
③プレパーション プレパレーションは、アーティフィシャルネイルを施術する前に行うネイルケアテクニックのことです。

爪に水分を含ませないようにするため、フィンガーボウルやフットバスは使用しないで行います。

手順は、次の通りです。

  1. ファイリング…エメリーボードを使い、爪の長さ、形を整えます。
  2. キューティクル処理…キューティクルリムーバーをキューティクル周辺に塗布し、柔らかくしてから行います。
  3. サンディング…アーティフィシャルネイルの付きを良くするために、バッファーで爪表面を削ります
  4. 油分処理…爪表面の油分を取ります
④プライマー塗布 アーティフィシャルネイルの付きを良くするためにプライマーを塗布します。
⑤ジェル塗布 ジェルを塗布します。
⑥硬化 専用ライトを使ってジェルを硬化します。

必要に応じて⑥ジェル塗布と⑦硬化を繰り返します。

順番は、次の通りです。

❶ベースジェル塗布→硬化

❷トップジェル塗布→硬化

⑦ジェルの拭き取り クレンザーを使って未硬化のジェルを拭き取ります。
⑧キューティクルオイル塗布 最後にキューティクルオイルを塗布して爪と周りの皮膚を保湿します。

②シルク技術の手順

シルクラップは、シルクとネイルグルーを用いて行うテクニックです。

シルクは薄い天然布地で、グルーを塗布すると透明になります。

シルクの代わりにファイバーグラスを用いる場合もあります。



流れ ポイント
①手指消毒 コットンに消毒液を含ませて手指を拭き、消毒します。
②カウンセリング 爪と周りの皮膚の状態を確認します。
③プレパーション プレパレーションは、アーティフィシャルネイルを施術する前に行うネイルケアテクニックのことです。

爪に水分を含ませないようにするため、フィンガーボウルやフットバスは使用しないで行います。

手順は、次の通りです。

  1. ファイリング…エメリーボードを使い、爪の長さ、形を整えます。
  2. キューティクル処理…キューティクルリムーバーをキューティクル周辺に塗布し、柔らかくしてから行います。
  3. サンディング…アーティフィシャルネイルの付きを良くするために、バッファーで爪表面を削ります
  4. 油分処理…爪表面の油分を取ります
④シルク貼り付け シルク(布)を爪に合わせて貼り付けます
⑤グルー塗布 シルク(布)を貼った上からグルー(接着剤)を塗布します。
⑥ファイリング エメリーボードを使って爪先から、はみ出ているシルクをカットします。

エメリーボードを爪先に垂直に当てて、下方向に動かしてカットします。

⑦バッフィンング 爪の表面をネイルバッファーで磨きます。
⑧キューティクルオイル塗布 最後にキューティクルオイルを塗布して爪と周りの皮膚を保湿します。

 

③フィラー技術

グルー&フィラーは、グルーとアクリルのパウダーであるフィラーを用いて行うテクニックのことです。

流れ ポイント
①手指消毒 コットンに消毒液を含ませて手指を拭き、消毒します。
②カウンセリング 爪と周りの皮膚の状態を確認します。
③プレパーション プレパレーションは、アーティフィシャルネイルを施術する前に行うネイルケアテクニックのことです。

爪に水分を含ませないようにするため、フィンガーボウルやフットバスは使用しないで行います。

手順は、次の通りです。

  1. ファイリング…エメリーボードを使い、爪の長さ、形を整えます。
  2. キューティクル処理…キューティクルリムーバーをキューティクル周辺に塗布し、柔らかくしてから行います。
  3. サンディング…アーティフィシャルネイルの付きを良くするために、バッファーで爪表面を削ります
  4. 油分処理…爪表面の油分を取ります



④グルー塗布 爪全体に、グルー(接着剤)を塗布します。
⑤フィラーをかける グルー(接着剤)の上からフィラー(アクリルの粉末)をかけます。

厚みを見ながら、「④グルー塗布」と「⑤フィラーをかける」を繰り返します。

最後は、④グルー塗布で表面をコーティングします。

⑥ファイリング 爪先と爪表面を整えます。
⑦バッフィンング 爪の表面をネイルバッファーで磨きます。
⑧キューティクルオイル塗布 最後にキューティクルオイルを塗布して爪と周りの皮膚を保湿します。

アーティフィシャルネイルのメンテナンス

アーティフィシャルネイルのメンテナンスには、

  1. フィル
  2. リペア

の2つの種類があります。

❶フィルとは?

爪の新しく伸びたところに、アーティフィシャルネイルの材料を追加するテクニック。

❷リペアとは?

亀裂が入ったり欠けたりした爪の修復を行うことをリペアと言います。

ナチュラルネイル(自然な爪)の亀裂の修復もリペアといます。

アーティフィシャルネイルのオフ

アーティフィシャルネイルのオフは、アセトン(専用のリムーバー)を使用して、アーティフィシャルネイルを取り除きます。

コットンにアセトン(専用のリムーバー)を染み込ませて爪の上に置き、アルミホイルで包み込み15分ほど放置します。

アーティフィシャルネイルの道具

ネイルグルー

爪用の接着剤。シルクやフィラー、チップなどを爪の表面に接着する際に使用する



フィラー

アクリルパウダーやグルーと合わせて爪の修復や補強使用するもの

プライマー

アーティフィシャルネイルが爪によく付くようにするためのもの

シルク

爪表面に貼るファブリック(絹)。爪の修復や補強に使用。 ファブリックにはほかにファイバーグラスなどがある

アクリルリキッド(モノマー)

アクリルパウダーと合わせてアクリルネイルを作る液体

アクリルパウダー(ポリマー)

アクリルリキッドと合わせて、アクリルネイルを作る粉

ツイーザー(ピンセット)

ファブリックや小さなものをつまむ際に使用するピンセット

DUVライト/LEDライト

ジェルを硬化させるためのライト

クレンザー

硬化後の未硬化ジェルの除去やブラシの洗浄などに使用するもの

ダペンディッシュ

リキッドなどを入れる容器

アクティベーター

グルーの硬化促進剤

フォーム

スカルプチュアを行う際、長さを出すための土台となるシール

ジェル

ベースとなるジェル、トップとなるジェル、長さや高さの出せるジェルなど、 メーカーによりさまざまなものがある

ブラシ(アクリル用)

爪の上にアクリルを乗せて形を作る際 に使用するブラシ

ネイルチップ

爪に装着し、長さを出すためのもの

小鉄

ファブリックなどを切るためのはさみ

カラージェル

色素やラメが配合されたジェル。メーカーによる様々なバリエーションがある

ブラシ(ジェル用)

爪の上にジェルを塗布する際に使用する

油分処理剤

爪の油分水分を除去し、清浄にするもの



エメリーボード

主に爪の長さ形を整えるもの

ネイルファイル

主にアーティフィシャルネイルの長さや形を整えるもの。いろいろなグリッド数のものがある

ネイルバッファー

爪やアーティフィシャルネイルの表面を整えるもの。磨くもの。いろいろなグリッド数のものがある

手足のマッサージ

手と足のマッサージは、自律神経によい刺激を与え、皮膚の状態を整える働きがあります。

ネイル技術でもネイルと一緒に、肘下、膝下のマッサージを行います。

お客様に高血圧や心臓病など持病がある場合は、マッサージを行ってはいけません

ハンドマッサージ

目的

手のマッサージは代謝を高め、健康で美しい手にすることを目的としています。

手(ハンド)だけではなく腕(アーム)に対しても行います。

フットマッサージ

目的

足の健康と疲労回復

ポイント

特に足は心臓から遠い部分であるため、疲れやむくみを感じやすい部分です。

足のマッサージを行う時は、血液、リンパ液の流れを意識して力を加えていくのがポイントです。