運営管理

3.⭐️業界の現状・競争・顧客 まとめ

理容・美容業界の現状(重要)

  • 理容業、美容業の現状→お店があふれかえっています。=「飽和」
  • 閉店の理由としては、高齢化・後継者がいないといったものが多く、世代交代が課題となっている(重要)
  • 低価格化やチェーン店化など、業界を変えるような動きも目立っています。
  • 理容業、美容業は、生活に必要なサービスを提供するもので、これからも失われることはないと思われる(重要)
  • 理容業・美容業は、人々の生活に密着しており、人口の変化や高齢化などの影響も強く受ける(重要)



理容業、美容業の歴史

〜個人経営 → 企業型経営の増加〜

個人経営が中心(重要)→ 最近では、先進国を中心に、企業型の経営(チェーン店など)が増加しています。

理由は、顧客ニーズの多様化・深化により、さらに専門的な経営能力が必要になったからです。

同じ企業が経営する店舗でも、

①安さを売りにした低価格店や、②どこでも同じ価格、同じサービスを売りにした店などがあります。

チェーン店(チェーンストア)

大資本を元手にブランド、経営方針、サービスの内容、外観などに統一性を持たせ、多数の店舗の運営や管理を行う経営形態のこと。

  • その本部が個々の店舗の提供する価値や運営の仕方などを決め、原材料の調達をはじめ、広告や人材教育などについても統括して行う。
  • コストを下げたり、店の価値をより強くアピールしていくことを目指すもの。
  • 低価格の店をたくさん展開したり、広域に広告を行って顧客を集めたり、さまざまなサービスメニューを複合させた高級店を実現させるといったことも行われています。

Sマーク制度(標準営業約款制度)(重要)

公益財団法人全国生活衛生営業指導センターが、よい店として選んでもらえる指標の1つとして創設した、安心できる店であることを証明する制度(重要)

11.⭐️美容業に関するその他の法律 まとめ 生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律(生衛法)(出題) 生衛法とは? A. 生衛業について、衛生施設の改善...

競争に勝つためには

競争とは?

自分の店と顧客を奪い合う同業他社との関係のこと

競争に勝つためには?

  • 競争に勝つためには、顧客が何を求めているかを考え、顧客の優先順位が高いものを、高いクオリティで提供していく

競争の動き

競争は、

  1. 低価格化・・・値段を安くする
  2. 高級化・ファッション重視・・・こだわりに特化
  3. 複合化・総合サービス化・・・関連業界との連携

といった形で行われるケースが多い

顧客について

顧客(重要)



新しい顧客を得ることは、固定客を維持するよりもはるかに費用や労力がかかる(重要)

費用や労力 固定客(小) <<< 新規客(大)

多くの理容室・美容室は地域立脚型の経営(=地元に根付いた地域密着型の経営)をしており、遠方から顧客を集めることはあまりしない。

  • そのため、今いる顧客はとても貴重な存在です。
  • 顧客維持が経営の中心的な課題になります。

リピート率

リピート率(再利用率)

繰り返し利用してくれる顧客の比率のこと。

  • 理容業・美容業はリピート率が60〜80%。(他業種と比較して高い数値)
  • サービス業において、リピート率の高さがクオリティの高さを画る指標の1つとされており、理容業・美容業はとても優秀であるといえます。

固定客(重要)

固定客は安定した収益をもたらしてくれる、理容室・美容室の最大の財産(重要)



  • 固定客は、安定した収益をもたらす(重要)
  • 固定客は、よりよいサービスを実現するためのアドバイスをくれる大切なパートナー(重要)
  • 固定客が来店するのは、それまでの膨大なよい経験の積み重ねによるもの(重要)
  • 固定客はほかの固定客と繋がっていることも多く、1人の顧客の不信がほかの顧客に伝わることもある(重要)
  • 新しい顧客を得ることは、固定客を維持するよりも費用や労力がかかる(重要)

    費用や労力 新規客>固定客

総まとめ問題

公益財団法人全国生活衛生指導センターが、よい店として選んでもらえるアピールの1つとして設けた「()」は安心できる店であることを証明する制度です。

(1)Sマーク (2)Vマーク (3)Jマーク (4)Bマーク

 

正解(1)Sマーク

理容・美容業界の概要に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 理容業・美容業は生活に必要なサービスを提供するもので、これからも失われることはない。

(2) 理容業・美容業の歴史の大半においては、技能を有する理容師・美容師が個人的 店を開いて活動するという個人経営が中心であった。

(3) 閉店の理由としては、高齢化・後継者がいないといったものは少ない。

(4) 理容業・美容業は人々の生活に密着しており、人口の変化や高齢化などの影響も強く受けています。

 

正解(3) ・・・閉店の理由としては、高齢化・後継者がいないといったものが多い

固定客に関する次の記述のうち、 誤っているものはどれか。

(1) 固定客が来店するのは、それまでの膨大なよい経験の積み重ねによるものです。

(2) 固定客は、安定した収益をもたらしてくれ、よりよいサービスを実現するためのアドバイスをくれる大切なパートナーです。

(3) 固定客は他の固定客とつながっていることも多く、一人の顧客の不信が他の顧客に伝わることも考えられます。

(4) 新しい顧客を得るほうが、固定客を維持するよりも費用や労力がかからない。

 

正解(4) ・・・新しい顧客を得るほうが、固定客を維持するよりも何倍も費用や労力がかかります。