香粧品

12.育毛剤 まとめ

育毛剤

男性は、男性ホルモンの影響を強く受けるため、脱毛へとつながるケースが多いとされていて、気にされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな時に育毛剤や、養毛剤などの知識があれば不安は和らぐのではないかと思います。

悩む必要はありません。

一緒に学んで知識を身につけていきましょう!

脱毛の原因は?

脱毛の原因には以下のようなものがあります。

  1. 毛包や毛乳頭を取り巻く毛細血管の血液量減少による、毛包や毛乳頭の機能低下。
  2. 皮脂の過剰分泌やふけの過剰発生と、それにともなう細菌感染などによる頭皮の生理機能の低下。
  3. 男性ホルモンが関与する毛包の機能低下。男性ホルモンは、特に男性型脱毛症と大きく関係し、皮脂の過剰分泌にも関係している。
毛細血管の血液量減少は、頭皮マッサージや運動や毛細血管血流促進剤の利用。皮脂の過剰分泌やふけの過剰発生は、適切なシャンプー、頭皮の清潔保持、抗脂漏剤の利用。男性ホルモンが関与する毛包の機能低下には、抗男性ホルモン剤(エストラジオール、フィナステリドなど)や、抗脂漏剤(ピリドキシン(ビタミンB6)、イオウ等)が配合される。で解決できそうですね!



育毛剤の機能と種類

育毛剤の機能と種類は、医薬品医療機器等法では、下記のように分類されています。

化粧品として扱われる育毛剤

ふけやかゆみの抑制を効能の範囲とするもの。

医薬部外品として扱われる育毛剤

脱毛予防や発毛促進などの育毛・養毛効果も含めて効能の範囲とするもの。

医薬品として扱われる育毛剤

治療を目的として用いられるもの。

フィナステリドは国内では内服での使用のみが認められていてため、医師のみが処方できます。

育毛・養毛剤の原料

育毛剤の主要成分は、以下の通りです。

  • エタノールと精製水(基剤となる)
  • 育毛・養毛成分
  • 保湿剤
  • 香料
  • 着色料
  • 香料可溶化剤
  • 防腐・殺菌剤
  • 金属イオン封鎖剤

基剤

育毛剤の基剤となるエタノール水溶液は、30〜70%のエタノールと水から成り立っています。

エタノールは、以下のような役割があります。

  • 収れん作用
  • 育毛・養毛成分のメントールなどと相乗的に作用して清涼感をあたえ、頭皮を刺激する
  • エタノールの配合量の多いものは、殺菌・消毒作用も期待できる。

保湿剤

頭皮の乾燥を防ぐ、毛髪の水分を保持する、毛髪に柔軟性をあたえる作用があります。



脱毛の種類と対応成分

毛包や毛乳頭の機能低下 代謝活性剤(プラセンタエキス、ビオチン)、毛細血管血流促進剤(トコフェロール(ビタミンE)、センブリエキス)、栄養剤などが配合
皮脂の分泌過剰で毛孔がふさがり機能低下を起こしてしまう脂漏性脱毛症の場合 抗脂漏剤、界面活性剤、オイルなどが配合される。
角化異常によるふけの過剰発生で毛孔がふさがり機能低下を起こしてしまう粃糠(ひこう)性脱毛症の場合 角質溶解剤(レゾルシン、サリチル酸等)やオイルなどが配合される。
男性ホルモンによる脱毛症に対して 抗男性ホルモン剤(エストラジオール、フィナステリドなど)や、抗脂漏剤(ピリドキシン(ビタミンB6)、イオウ等)が配合される。

育毛・養毛成分まとめ表

抗男性ホルモン剤 エストラジオール、フィナステリド、エストロン、エチニルエストラジオール等
抗脂漏剤 ピリドキシン(ビタミンB)、イオウ等
代謝活性剤 感光素301号、ヒノキチオール、パントテン酸、プラセンタエキス、ビオチン(ビタミンH)、ペンタデカン酸グリセリド等
殺菌剤 イソプロピルメチルフェノール、感光素101号、感光素201号、ヒノキチオール、クロルヘキシジン塩酸塩、ベンザルコニウム塩化物(第四級アンモニウム塩)、クロルキシレノール等
毛細血管血流促進剤 トコフェロール(ビタミンE)、センブリエキス、アロエエキス、ニンニクエキス、塩化カルプロニウム、ミノキシジル等
局所剌激剤 トウガラシチンキ、カンタリスチンキ、ショウキョウチンキ、カンフル、ニコチン酸ベンジル等、メントール
消炎剤 グリチルリチン酸、ジフェンヒドラミン塩酸塩等
角質溶解剤 レゾルシン、サリチル酸等
栄養剤 ビタミン(A、B2、B6、B12、Dなど)、アミノ酸類等