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衛生管理

15.⭐️消毒法(発展) まとめ

<<チェックポイント>>

衛生管理では、

① 公衆衛生・環境衛生
② 感染症
③ 衛生管理技術

が【重点項目】とされています。要チェックです。

理学的消毒法



紫外線消毒(重要)

  • 殺菌力の強い波長に属する253.7nm(ナノメートル)内外の紫外線を人工的に照射。
  • 1㎠あたり85μW(マイクロワット)以上の紫外線を20分間以上照射
  • ハサミやくしなどに付着している汚れを取り除いてから、器具を重ならないように並べ、紫外線を照射。(紫外線消毒は表面しか消毒できないため)
  • 紫外線ランプは、使用とともに出力が低下するので、3000時間で取り替える必要があります。
  • 日光の紫外線では完全な消毒は期待できない。また、紫外線は透明なガラスでも遮蔽されます。
  • 血液付着及びその疑いのある器具の消毒には、紫外線消毒は使えない。
  • 紫外線は、真菌(カビ)や芽胞に対する殺菌効果があります。
  • 紫外線消毒は、物体の表面だけしか消毒できず、その深部や陰の部分は消毒できない。
  • 紫外線消毒は、プラスチックの種類によっては劣化させることがある

長所

  • あらゆる種類の微生物に対して有効。
  • 被消毒物をほとんど傷めることがない。
  • 臭いがつかない。
  • 芽胞を殺菌できます。

短所

  • 紫外線消毒は、物体の表面だけしか消毒できず、その深部や陰の部分の消毒ができない。(タオルやケープなど, 布片類の消毒に適さない)
  • 目やその他の皮膚、粘膜に直接照射を受けると、有害です。
  • プラスチックの種類によっては劣化させます。

煮沸消毒(重要)

  • 沸騰後2分間以上煮沸して消毒。かみそりや血液が付着した器具にも適用可能
  • 被消毒物をよく湯の中に浸す。被消毒物が完全に水没している状態で煮沸。
  • 沸騰してから入れるほうがよい。
  • 多くの細菌やウイルスは速やかに死滅するが、芽胞は不活化できない
  • 栄養型の細菌は、80℃以上では数分で殺菌できます。
  • 炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)を水に1~2%の割合で加えておくと、殺菌力を増し、金属のさび止めの効果がある
  • 煮沸で刃物類を消毒する場合、刃先が互いに触れ合わないように注意します。
  • 煮沸消毒は,蒸気消毒よりも短時間でその目的を達することができます。
  • 血液が付着したかあるいは、その疑いのある器具の消毒に適用できます。
  • 煮沸消毒では、芽胞は殺菌できない。

美容師法施行規則に定める消毒法の中で、最も短時間で効果を発揮する消毒法。

長所

  • 美容師法施行規則に定める消毒法の中で、最も短時間で効果を現す。
  • 毒性が残らない。
  • 経費もあまりかからない。

短所

  • 芽胞は不活化できない
  • 火傷することがあります。
  • 刃物類は、長時間加熱したり、高い温度で繰り返して加熱すると切れ味が多少悪くなります。
  • プラスチックを変形させることがあります。

蒸気消毒



  • タオル蒸し器に使用される消毒法。
  • タオルなどの被消毒物の温度が、80℃を超える温度で10分間以上置いておく。
  • タオル蒸し器を利用する場合、ぎっしり詰め込まない。
  • 洗ったあとにかたく絞ったタオルはゆるく戻し、蒸気の流れを妨げないよう、蒸気が十分に間を通るように並べて蒸し器内に詰めます。
  • 蒸気消毒は、蒸気の流れを妨げないようにしなければなりません。
  • 蒸気消毒と煮沸消毒を比較したとき、蒸気消毒は煮沸消毒より時間がかかります。

長所

  • 水を沸騰させることで手軽に得られます。
  • 毒性がのこらない。

短所

  • 80~100℃では芽胞を不活化できない。
  • 時間がかかります。

化学的消毒法



消毒用エタノールによる消毒

  • 消毒用エタノールは、結核菌をはじめ多くの細菌やウイルスに効果があります。
  • 76.9~81.4%の消毒用エタノールを使う。
  • 無色透明で揮発性があり、焼くような味と特異臭があります。
  • かみそりと血液の付着したもの、またはその疑いのあるものは、10分間以上器具を浸す
  • その他の器具は浸したり、ガーゼや脱脂綿に消毒用エタノールを含ませて清拭するという2種類の消毒法があります。
  • 開封したエタノールは、揮発しないようしっかりとふたをして冷暗所に保管します。引火しやすいため火気から遠ざけておく

長所

  • 使用法がきわめて簡単です。
  • 汚れを残さない。
  • 結核菌やウイルス、多くの細菌などを殺す。
  • 短時間で効果を示す
  • エタノールは、毒性が弱い。
  • ほかの消毒薬とは反応しないので、いろいろな消毒薬と混用することができます。

短所

  • ゴムや一部のプラスチック等を溶かす
  • 揮発性が強く濃度変化を起こしやすい
  • 引火性があり可燃性物質です。
  • 芽胞には効力がない
  • 比較的高価。

次亜塩素酸ナトリウムによる消毒(重要)

  • 血液が付着した、またはその疑いのある器具には0.1%以上の水溶液に10分間以上浸す
  • それ以外のものには0.01%以上の水溶液に10分間以上浸す
  • 濃度0.1%を超える程度で色が見えます。濃いと褐色。
  • 無臭ではなく塩素の臭いがある
  • 水道水の消毒についても塩素が用いられます。
  • 水道法では、給水栓で使用する水道水の中には遊離残留塩素として0.1mg/L(ppm)以上あるように規定されています。
  • 次亜塩素酸ナトリウムは、普通の石けんと混合しても効果は低下しない
  • 次亜塩素酸ナトリウムは、濃度変化をおこしやすい
  • 光分解を受けやすい
  • 酸性にすると塩素ガスを発生します。
  • 手指の消毒には適さない。

長所

  • 安価です。
  • 漂白作用があります。(洗濯洗剤と混ぜて使える)
  • 殺菌と同時に防臭の作用がある
  • 毒性が弱い。
  • 細菌はもちろん、ウイルスに作用して、不活化する。ノロウイルス、B型肝炎ウイルス(HBV)、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)など

短所

  • 比較的不安定分解しやすく、冷暗所に保存しなければなりません。
  • 動物繊維製品をぼろぼろにすることがあります。
  • 色ものの布片に使用すると、色おちすることがあります。
  • 金属を腐食します。
  • 塩素の刺激臭が残ます。
  • 結核菌に対して殺菌力がほとんどない。
  • 10分程度の作用では芽胞は不活化されない。
  • 有機物(汚れ)によって効力が低下します。

逆性石けんによる消毒

  • 0.1%以上の水溶液に10分間以上浸す。
  • 逆性石けんには、塩化ベンザルコニウム(ベンザルコニウム塩化物)、塩化ベンゼトニウム(ベンゼトニウム塩化物)などがある
  • 手指や食器などの消毒に有効

長所

  • 人体に対して毒性は弱く、刺激性も少ない。
  • 無色無臭です。
  • 直射日光によっても変化しない。
  • 水によく溶けます。沈殿はしない。
  • 有機物のないときは消毒力が強い。

短所

  • 多量に有機物がある時には殺菌力が大幅に低下します。
  • 結核菌や大多数のウイルス、芽胞には効力がない
  • 普通の洗剤が混ざると消毒力が低下するので、付着している洗剤は,消毒前に十分に洗い流す必要があります。
  • 布片類には吸着されてしまい消毒力が低下するので,タオルの消毒には適さない

両性界面活性剤による消毒



  • 0.1%以上の水溶液中に10分間以上浸す
  • 両性界面活性剤には、塩酸アルキルポリアミノエチルグリシン、塩酸アルキルジアミノエチルグリシンなどがあります。
  • 両性界面活性剤は、普通の石けんと混合すると効果が低下する

長所

  • 人体に対して毒性は弱く、刺激性も少ない。
  • 無色無臭です。
  • 直射日光によっても変化しない。
  • 水によく溶けます。
  • 有機物のないときは消毒力が強い。
  • 結核菌に対して効力があります。

短所

  • 多量に有機物がある時には殺菌力が大幅に低下する
  • 両性界面活性剤は、普通の石けんと混合すると沈殿を起こして、消毒力が著しく低下します。
  • ウイルス、芽胞には効力がない。

グルコン酸クロルヘキシジンによる消毒

  • 0.05%以上の水溶液に10分間以上浸す
  • 病院などで使用されることが多い。
  • グルコン酸クロルヘキシジンは、主剤濃度が 5%(赤桃色に着色)の製剤20%(無色)の製剤があり、どちらも0.05%以上の水溶液で用いることができる
  • グルコン酸クロルヘキシジンは、普通の石けんと混合すると効果が低下します。
  • 赤桃色
  • 振ると泡立つ
  • 中性から弱酸性を示す。
  • 手指の消毒には適している

長所

  • 栄養型の細菌には、幅広い効果があります。
  • 毒性が弱く、使いやすい。応用範囲が広い。

短所

  • 芽胞や結核菌、ウイルスなどには効果がみられない
  • 石けんと混ぜると殺菌力が弱くなります。

すぐれた消毒法と実施上の注意

適切な消毒法を選定する目安

  • 消毒の効果が確実であること。
  • 短時間に消毒できること。
  • 方法が簡単であり、費用も多くかからないこと。
  • 消毒するもの(被消毒物件)を損なわない方法であること。
  • いつでも、どこでも実行できる方法であること。
  • 消毒を行う際に、人体などに対して毒性が低いこと。
  • 消毒したもの(被消毒物)に悪臭を残さないこと。
  • 必要であれば表面だけでなく、内部も消毒できること。

消毒の一般的な注意事項

  • 消毒するものの性質に注意し、適当な消毒薬や消毒方法を選ぶこと。
  • 病原微生物の種類、抵抗力に応じた方法、時間などを考えること。
  • 希釈した消毒薬使用液は、定期的に作り直すこと。(基本は毎日作り直すが、エタノールは例外で、7日以内に作り直す)
  • 薬品は密栓し、冷暗所に保存すること。
  • ラベルを汚さないようにして他のものとよく区別しておくこと。
  • 消毒薬使用液の容器として食品に使うものを使用してはなりません。

「美容師法では、皮ふに接する布片は客1人ごとに( A )、器具は客1人ごとに( B )することと定められています。 また、使用したタオルは、洗濯し乾燥させて再使用するが、血液が付着している場合は、( C )に浸けて消毒する必要があります。」

A:取り替え B:消毒 C:次亜塩素酸ナトリウム水溶液

消毒法まとめ



血液の付着した器具に有効な消毒法

  1. 煮沸消毒(沸騰後2分間以上)
  2. 消毒用エタノールによる消毒(10分間以上器具を浸す)
  3. 次亜塩素酸ナトリウムによる消毒(0.1%以上の水溶液に10分間以上浸す)

結核菌に有効な消毒法

  1. 煮沸消毒(沸騰後2分間以上)
  2. 蒸気消毒(80℃を超える温度で10分間以上)
  3. 紫外線消毒(20分間以上照射)
  4. 消毒用エタノールによる消毒(浸す or 清拭)
  5. 両性界面活性剤による消毒(0.1%以上の水溶液中に10分間以上浸す)

結核菌に対して効果がない消毒法

  1. 次亜塩素酸ナトリウムによる消毒
  2. 逆性石けんによる消毒
  3. グルコン酸クロルヘキシジンによる消毒

ウイルスに有効な消毒法

  1. 煮沸消毒(沸騰後2分間以上)
  2. 蒸気消毒(80℃を超える温度で10分間以上)
  3. 紫外線消毒(20分間以上照射)
  4. 次亜塩素酸ナトリウムによる消毒(0.1%以上の水溶液に10分間以上浸す)

有機物(汚れ)によって効力が低下する消毒法

  1. 次亜塩素酸ナトリウムによる消毒(0.1%以上の水溶液に10分間以上浸す)
  2. 逆性石けんによる消毒
  3. 両性界面活性剤による消毒

普通の石けんによって効力が低下する消毒法

  1. 逆性石けんによる消毒
  2. 両性界面活性剤による消毒
  3. グルコン酸クロルヘキシジンによる消毒

有効な消毒法を表で総まとめ

血液の付着 芽胞 結核菌 ウイルス
紫外線消毒 ×
蒸気消毒 × ×
煮沸消毒 ×
消毒用エタノール ×
次亜塩素酸ナトリウム × ×
両性界面活性剤 × × ×
逆性石けん × × × ×
グルコン酸クロルヘキシジン × × × ×

【◯】・・・効果がある   【×】・・・効果がない



効力が低下する消毒法を表で総まとめ

有機物(汚れ) 石けんと混合
消毒用エタノール
次亜塩素酸ナトリウム ×
両性界面活性剤 × ×
逆性石けん × ×
グルコン酸クロルヘキシジン ×

【×】・・・効力が低下してしまう 【-】・・・効力低下なし

ややこしいですが、この表で頑張って覚えましょう!色のついているところを形で覚えちゃうと楽です!

総まとめ問題

消毒する際の一般的注意事項に関する次の記述のうち,正しいものはどれか。

(1)必ず消毒薬を用いなければなりません。

(2) 理容師法施行規則・美容師法施行規則に定められている消毒方法と同等以上の効果があればどのような方法を使ってもよい。

(3)消毒業使用液(希釈液)は, 一度にたくさん作り,使用する都度,小分けして使うとよい。

(4) 消毒するものの材質を考慮して,消毒法を選ばなければならない

 

正解(4)

(1)必ず消毒薬を用いなければならないわけではない。煮沸消毒や、紫外線消毒など色々な方法があります。

(2) 理容師法施行規則・美容師法施行規則に定められている消毒方法以外認められていない

(3)消毒業使用液(希釈液)は, 一度にたくさん作ったり、小分けしたりしない

理学的消毒法に関する次の文章の(  )内に入る語句の組合せのうち,正しいものはどれか

「細菌の芽胞に対して( A )( B )は効果が無いが、( C )は効果があります。また。血液が付着したかあるいは、その疑いのある器具の消毒に,( A )は適用できるが,( B ) ( C )は適用できない。」

(1) A:紫外線消毒 ー B:蒸気消毒  ー C:煮沸消毒

(2) A:煮沸消毒  ー B:紫外線消毒 ー C:蒸気消毒

(3) A:煮沸消毒  ー B:蒸気消毒  ー C:紫外線消毒

(4) A:蒸気消毒  ー B:煮沸消毒  ー C:紫外線消毒

 

正解(3)・・・細菌の芽胞に対して(A:煮沸消毒)(B:蒸気消毒)は効果が無いが、(C:紫外線消毒)は効果があります。また。血液が付着したかあるいは、その疑いのある器具の消毒に,(A:煮沸消毒)は適用できるが,(B:蒸気消毒) (C:紫外線消毒)は適用できない。

理学的消毒法に関する次の記述のうち,正しいものはどれか。

(1) 紫外線は、真菌(カビ)や芽胞に対する殺菌効果がない。

(2) 紫外線消毒は,物体の表面だけではなく,その深部や陰の部分も消毒できます。

(3) 蒸し器による蒸気消毒では,器内の圧力は1気圧よりも高くなります。

(4) 煮沸消毒は血液が付着している器具の消毒に適用できる

 

正解(4)

(1) ・・・紫外線は、真菌(カビ)や芽胞に対する殺菌効果がある

(2) ・・・紫外線消毒は,物体の表面だけではなく,その深部や陰の部分も消毒できない

(3) ・・・蒸し器による蒸気消毒では,器内の圧力は1気圧と同じです。