そもそも髪の毛って何でできてるの?
実は、髪はタンパク質でできています。また、爪もタンパク質でできています。
↓髪の毛や爪の構造は以下の通り
実は髪の毛を構成しているのは爪と同じ成分なんです。
しかし、爪は硬くて髪はやわらかい。。。
それはなぜでしょう?
なんで爪より髪の毛の方が柔らかいの?
答えは、髪の毛の外側は硬いケラチンという物質で、その間にCMCという柔らかい成分があるからなんです。
それが、柔らかい髪の毛を作る元となっています。
このCMCが失われると髪の毛がパサついたり、硬く感じたりする原因になります。
枝毛などもこのCMCが失われることで発生します。
CMCって何なんですか?
CMCとは?
CMCは髪の内部の接着剤のようなもの。なくなると髪の毛が、繊維がほどけた毛糸ような状態になってしまいます。
また、CMCは弾力があるタンパク質の一種です。
CMCが無くなる原因
CMCが無くなる原因はキューティクルの隙間からの流出が原因で、以下のようなものがあります。
- カラーリング
- パーマ
- 毎日のドライによるダメージ
- シャンプー
CMCが髪の毛にあるかの確認方法
CMCが髪の毛にあるかどうかは実際に触って確認することができます。
自身で触ってみてパサついているように感じたり、いつもより硬く感じたらCMCが無くなっている可能性大です。
CMCの役割
CMCは髪の接着剤であり、あると髪の毛が柔らかく感じることは分かりましたが、実は他にも色々な役割があります。
CMCの役割をまとめてみました。以下の通りです。
- 髪の毛に弾力を与える
- 髪の毛の中の成分の流出を防ぐ
- 水分や薬品の通り道になる
- 水分を蓄える
CMCの特徴
CMCは、水や薬剤にとても弱いという特徴があります。
これを親水性というのですが、毎日のシャンプーなどで水や薬剤に侵されると流れ出ていってしまいます。
ちなみに、髪の毛の表面のキューティクルは、疎水性(水を弾く性質)を持っていてCMCの流出を防いでいます。
じゃあCMCを保持するにはどうしたらいいの?
この後、解説していきます!
CMCの保つ方法
CMCが失われると髪の毛がパサついたり、硬く感じたり、枝毛の原因になってしまうのですが、どうしたらいいのでしょうか。
対策には以下があります。
- 美容室でのトリートメント
- 毎日の自身でのケア
美容室でのトリートメント
美容室でAujuaのトリートメントなどを使って流れ出たCMCや栄養成分を内部に補充してあげる方法があります。
Aujuaには、ハリコシを与えることに特化したイミュライズ。潤い補充に特化したクエンチなど様々なものがあるので美容師さんに是非してみてください。
私のところに来ていただけたら、その方に合ったピッタリのトリートメントをご提案させていただきます!笑
毎日の自身でのケア
CMCは日々流出してしまうので、毎回の美容室でのトリートメントでの補充だけでは足りません。
美容室でトリートメントした日は手触りが良くても日に日に落ちていくので、毎日の自身でのケアが必須です。
❌ トリートメント = 治す
⭕️ トリートメント = 補う
です!ダメージを受けた髪が元通り治ることはありません。
ただ、元の健康な状態に近づくように補うことはできるって感じです!
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①Garden Botanica
ダメージで流出した保湿成分、補修成分を補充し、フィルム成分がフィルムの膜を形成してくれる死品。必要なところにだけ補修成分が届き、ケアがいらないところに過剰にくっつかない優れもの。
乾燥やダメージでパサパサ、指通りが悪く絡まる女性におすすめ。
②Lapis
頭皮・髪へ刺激の少ないアミノ酸系の洗浄成分配合。必要な油分を残しながら洗浄ができる
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髪の毛がパサつき、枝毛、ゴワゴワの対策には、美容室でのトリートメントや毎日の自身でのケアが有効です。
また、CMCは日々流出してしまうので、1、2ヶ月に1回の美容室でのトリートメントでの補充だけでは足りないので、毎日の自身で必ず補充してあげましょう。
CMC補充は、肌で言うと化粧水。オイルは肌で言うと乳液みたいなものです。
必ず毎日ケアしてあげましょう!