ツヤの正体は?
サラサラツヤツヤの髪の毛は女性にとっては、1つの憧れなのではないでしょうか。
ただ、ツヤってなかなか見えにくくないですか?
やっぱりアレって髪質?持って生まれた髪の毛の才能なの?
そう思う方も多いかと思います。
今日は、そんな髪のツヤについて解明していきます!
Let’s GO!
正体① 均一な屈折率!
髪のツヤは、髪にあたった光が均等に屈折し、反射して目に入ったとき見えるもの。
そして、光の反射角が均一であるほどツヤが綺麗に見えます。
つまり、真っ直ぐなストレートヘアで表面のキメが整っていると、光を綺麗に同じ反射角で反射するので、輪っかのようなツヤが見える。
そして、クセ毛の人は、表面のキメが整っていても、光の反射の仕方が直毛より均一にはなりづらいのでツヤが見えずらいというわけです。
クセ毛の人で、ツヤがないからといって健康な髪ではないという訳ではないです。
正体② 18-MEA
ツヤの正体2つ目は、18-MEA(メチルエイコサン酸という脂肪酸)です。
18-MEAは、キューティクルに存在していて、その脂質成分が、髪の毛の表面を覆うことでツヤを出してくれています。
18-MEAは、疎水性の脂質成分なので、髪の毛から水を弾き、また摩擦やもつれ、乾燥から守ってくれたりする役割も持っています。
ただ、そんな優秀な18-MEAにも、少し弱点が…。
それが、【アルカリに弱い】と言う点です。
それにより、パーマ、アルカリカラーをすると流れ落ちてしまいます。
なのでパーマ、アルカリカラー後はツヤが見えにくくなるんです。
また、摩擦や熱、シャンプー、紫外線にも弱くかなりデリケートです。
ツヤ髪になるにはどうしたらいいの?!
結論、パーマやカラーはせず、ありのままの自分の髪の毛を毎日ケアしてあげる。
と言うのが答えです!
ただ、そうは言ってもダメージ毛の方も、癖毛の方などもサラツヤな髪になりたいですよね…
そう言う場合は、美容室でのトリートメントや毎日の自身でケアして補ってあげることをおすすめします。
また、ドライヤーの前後でオイルをつけてあげることも効果的です。
癖毛の方は、サラツヤ髪になるためにストレート(縮毛矯正)をしたいと思う方がいるかもしれませんがそれはおすすめしません。
ストレート(縮毛矯正)は、アイロンでの熱処理や酸化還元を行うので、髪の毛の表面、内部ともにかなり負荷がかかります。
ストレート(縮毛矯正)をした数日はサラツヤ髪でも、しっかりケアできないとパサついてきます。
ストレート(縮毛矯正)は、サラツヤ髪になるためというよりは、髪の毛をストレートにすることに重きを置いている方におすすめします。
↓ストレート(縮毛矯正パーマ)をするとパサつく原因は?
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まとめ
ツヤのある髪は、髪の毛を魅力的・健康的に見せる一つの要因ですが、クセ毛の人でツヤがないからといって健康な髪ではないという訳ではないです。
無理にストレート(縮毛矯正)をして、サラツヤ髪になることを目指さず自分だけの健康で美しい髪【美髪】を目指していきましょう!