保健

9.皮膚の基礎・構造 まとめ

皮膚の構造

皮膚表面



皮膚の表面には無数の細かい『くぼみ』・『高まり』があります。

皮膚小溝(しょうこう)とは?

・・・皮膚の表面にある無数の細かい『くぼみ』

皮膚小稜(しょうりょう)とは?

・・・皮膚の表面にある無数の細かい『高まり』

指紋とは?

・・・皮膚小稜が並んでできた線

皮膚断面

皮膚断面の分類は?

皮膚は上から表皮・真皮・皮下組織に分けられます。

乳頭、表皮突起とは?

表皮と真皮の境目は波上になっていて、真皮側の突き出た部分を乳頭といい、表皮側の突き出た部分を表皮突起という。

①表皮 ②真皮 ③皮下組織 ④皮下脂肪 ⑤エクリン腺 ⑥アポクリン腺 ⑦脂腺 ⑧弾性繊維、知覚神経 ⑨膠原繊維 ⑩立毛筋 ⑪乳頭下血管網 ⑫角質層 ⑬乳頭下層

 

表皮の断面・構造

表皮の厚さは?



表皮は、皮膚の1番外側にあり、厚さは約0.2mm。

表皮細胞の95%を占めるものは?残りの5%は?

角化細胞(ケラチノサイト)が95%、色素細胞(メラノサイト)・ランゲルハンス細胞・メルケル細胞などが5%を占めます。

表皮突起とは?

表皮と真皮の境目は波上になっていて、表皮側の突き出た部分を表皮突起という。

①角質細胞 ②顆粒細胞 ③有棘細胞 ④ランゲルハンス細胞 ⑤細胞間橋 ⑥色素細胞 ⑦基底細胞 ⑧基底膜 ⑨角質層 ⑩顆粒層 ⑪有棘層 ⑫基底層

角化細胞(ケラチノサイト)

角化細胞(ケラチノサイト)とは?

・・・表皮細胞の95%を占めます。

表皮の角化細胞である基底層で、ケラチンを産生し、次第に上へと押し上げられ、

有棘層→顆粒細胞→角質層の角質細胞へと変化する

角化細胞は、何層からなる?

角化細胞は、

  • 角質層
  • 顆粒層
  • 有棘層
  • 基底層

の4層から成ります。

角化とは?

表皮における、基底細胞が有棘細胞、顆粒細胞、角質細胞と変わっていく過程のこと。

表皮の角化細胞である基底層で、ケラチンを産生し、次第に上へと押し上げられ、

有棘層→顆粒細胞→角質層の角質細胞へと変化します。これを角化という。

角質細胞とは?

細胞は、角質層にある細胞です。

角質細胞と角化細胞は同じではない

細胞は、角質層にある細胞です。

細胞は、外側から角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層から成ります。

セメント物質(セラミド)とは?

セメント物質(セラミド)は、角化の過程で、角化細胞によって作られます。

角質層の細胞(角質細胞)は、セメント物質(セラミド)によってくっつきあっています。

セメント物質(セラミド)は、脂質成分が多く含まれているので、水分の通過を防いでいます。

色素細胞(メラノサイト)とは?

・・・皮膚の色素であるメラニンを作る細胞。基底細胞の間に点々と存在します。基底細胞の核DNAが日光の紫外線によって障害されないように守っている

色素細胞(メラノサイト)の数の多少で皮膚の色は決まらない。色素細胞(メラノサイト)の数は人によってあまり変わりはない。

皮膚の色(黒い、白い)が決まるのは、色素細胞で作られるメラニンが多いか少ないかと、そのメラニンの配列で決まります。

ランゲルハンス細胞とは?

・・・免疫に関係する細胞で、外部から表皮の中に入ってきた抗原物質を取り込んで処理・リンパ球に情報を伝える

メルケル細胞とは?

メルケル細胞は、触覚受容(触っているという感覚を感じとること)に関わる細胞

真皮

真皮とは?

真皮は表皮の下にある層。大部分は、膠原繊維が占めていて、その間に弾性繊維があります。

乳頭とは?

表皮と真皮の境目は波上になっていて、真皮側の突き出た部分を乳頭という。乳頭は、表皮の物質代謝や皮膚の働きに重要な役割を果たす。

膠原繊維とは?



膠原繊維は、コラーゲンとも呼ばれる真皮に存在する繊維。機械的外力や科学的刺激に強い。

弾性繊維とは?

真皮に存在する皮膚に弾力を与える繊維。高齢になるにつれて次第に数が減少します。

基質とは?

膠原繊維・弾性繊維のすき間は基質という物質で満たされています。ゼリー状で、水分・タンパク質・炭水化物などで作られています。

基質内には、組織球や肥満細胞があります。

組織球とは?

・・・組織中の異物、細菌を食べる食機能をもつ球

肥満細胞とは?

・・・抗体に対する受容体、蕁麻疹に関与する細胞

皮下組織

皮下組織とは?

真皮の下の脂肪を含んだ組織。

脂肪は脂肪細胞という細胞で作られます。

皮下脂肪は、外部からのガード・クッション機能や体内熱の断熱材のはたらきをしています。